2009-09-13 07:00 am by 須坂新聞
第17回全国中学生空手道選手権大会(全日本空手道連盟、全国中学校空手道連盟主催)は29、30日、福岡県北九州市立総合体育館で開いた。県代表で出場した須坂市空手協会(渡辺利夫会長)の尾島竜太郎君(相森中3)が男子個人組手の部で3位に輝いた。同大会の個人組手の部で県勢初のメダル獲得となった。
99人がトーナメントを戦った。「ベスト8を目標にして、心の中では優勝を目指していた」という尾島君は、1回戦を3―1、2回戦は0―3の劣勢から逆転して6―3、3回戦は昨年の同大会で準優勝している相手に突きでリードを奪い6―5で逃げ切った。4回戦は3―3から延長戦で勝利、準々決勝は上段げりが決まり6―0で勝った。準決勝で1―5と惜しくも敗れたが堂々の3位入賞を果たした。
同協会の酒井清副会長は「他県は部活動で空手があり練習量も多く強い。そんな中で普段通りの実力を発揮して強豪を倒し波に乗れた」と健闘をたたえた。
尾島君は「負けそうな試合も、まだ終わっていないと自分に言い聞かせて焦らず冷静にいけた。3位入賞はとてもうれしい」と喜んだ。また、3位になれたのは「自分一人の力ではなく、道場の先生や友人、親など周りのみんなの応援があったから」と感謝した。
今後は「高校で全国制覇をして、世界で活躍できる選手になりたい。当面は10月の北信越大会で優勝を目指したい」と新たな目標を見据えている。
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