2009-08-30 08:00 am by 須坂新聞
JA須高では、日本一の出荷量を誇るプルーンの出荷が始まり、オリジナルブランド「スコウ」の出荷が最盛期となっている。
須高地区は平坦地から山間地までの標高差を生かし、7月中旬〜9月下旬の長期にわたる出荷が可能。JA須高は売り場確保と安定出荷、農家手取りの向上を図り、昨年初の出荷量日本一となった。
主な品種は早生から晩生種まで9種類。スコウは最大の生産量があり、全出荷量の3分の1を占める。長野市若穂で交配、育成された「くらしまプルーン」をJA須高が推奨し、ブランドに育てている。特徴は実が大きく、糖度が高くて酸味が少ない。
今年も品質は良好で関東方面を中心に約80万パック(1パック400g)・320トンの出荷量を見込む。生産量の増加に伴い、学校給食など大型ニーズの対応も可能になった。
JA須高営農部は「健康食品として、消費者の需要が高まっている。今後も生産拡大を図り、さらに品質向上、品種のシリーズ化で長期販売を行いたい。更に精度の高い計画出荷に努め産地振興を図っていきたい」と話す。 生産農家の佐々木孝始さん(八重森町)は「十数年作っている。栽培はさほど難しくなく価格は安定している。今後も続けていきたい」と話す。
2009-08-30 08:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy