2009-08-08 09:00 am by 須坂新聞
村山駅前ビル(須坂市高梨町)の2階を場外馬券発売施設に活用する計画について、事業者のKNアドバンス(本社静岡市)が売り上げ見込みを下方修正したことが分かった。市議会総務文教委員会が先ごろ、横浜市の場外車券売り場を視察した際、同社の担当者が説明した。入場者を1日400人から250人に引き下げ、売り上げは1日500万円、年間13億円とした。年間営業270日などは変更なしとする。
同社の担当者は取材に「横浜(車券場)でも1人あたり購買単価が下がってきている。会員制の場外馬券場は例がなく現状把握が難しいが、採算が取れる範囲で人数見込みも下方修正した」と話す。
3日、日野改善センターで開いた地域づくり市民会議でも地域の課題で取り上げられ、地元高梨町、村山町は今後、区民総会等で意見を集約し、最終的に判断するとする。
3日の終了後、取材に対して、高梨町の小布施光勇区長は「2日の組長会で区長から経過を説明した。区民総会は未定」とする。村山町の黒岩憲郎区長は「8日夜に事業者から区民説明会で内容を聞く。区民総会はその後検討」とする。
同施設の活用について、青少年健全育成や交通渋滞などを心配する声と、地域活性化を望む声がある。また、施設所有者や近隣住民から空き店舗に侵入者があり、管理上の不安が指摘され、競売後に渡る先も心配される。
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