2009-06-01 08:00 am by 須坂新聞
須坂市馬場町のジャスコ須坂店(青戸宏和店長)はこのほど、地元農家が生産した農作物を提供する「地元農作物販売コーナー」を開設した。
同店駐車場側の入口正面に設置され、キュウリや白菜、レタス、キャベツ、小松菜、セリ、アスパラ、春菊など季節の野菜を陳列。価格は100円から。
開設は、同店が昨年11月、2月閉店の方針を須坂市に報告した折、市側から「存続を希望。地元農作物をもっと扱えないか」と提案したのがきっかけ。その後同店は存続となり、市と協力してコーナー設置の運びとなった。販売希望者は現在18人。
同店では▽生産者の顔の見える安心安全なな農作物を提供▽地産地消▽生産者が価格を決定、少量多品目でも販売が可能―などのメリットを挙げる。青戸店長は「このコーナーは品質もよく価格も手頃で、午前中に売り切れる人気ぶり。今後も末永く皆様に喜ばれ、地域の活性化のお役に立ちたい」と話す。
生産者の大島寛さん(70・米子町)は「作った物が売れる喜び、横のつながりが深まるなど生きがいになります。年間を通じた販売を目指します」。市は「高齢者や女性など小規模農業者の所得確保になり、市農業の振興と活性化につながる」と期待している。
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