【場外馬券販売施設計画概要】馬券発売は年270日〜事業者示す

2009-05-02 08:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 村山駅前ビル(須坂市高梨町)の2階を全国の地方競馬の場外馬券発売施設に活用したいとする設置構想について、事業者が24日、須坂市と地元の高梨町、村山町両区長に計画概要を示した。担当者は28日、取材に応じ計画概要を明かした。馬券発売は年間270日(原則月〜金曜。日曜は年間20日程度)。運営は会員制とし、会員証発行時に身分証提出を義務付ける。1日400人の入場を見込む。
 申請者はKNアドバンス(本社静岡市)。発売時間は通常時間でおおむね午前9時半〜午後4時45分。ナイター(4月〜11月)でおおむね午後3時〜8時40分。
 敷地は約4,100平方メートル。建物2階は2,800平方メートル。インフォメーション、投票所、指定席、一般席、喫煙室、売店、ドリンクコーナー、救護室、お客様相談室、警備室、警察官詰め所、機械室等、事務室。投票窓口数は未定(自動発売払い戻し機を設置)。1階約2,700平方メートルはテナントを入れる。
 同社の担当者は「イメージだけで判断されることなく、県外の施設を実際に視察されたり、説明の機会を与えていただければありがたい。その際は誠心誠意説明したい。まちの活性化に役立てばと思っている」と話す。
 一方、高梨町の小布施光勇区長は「3日の役員会で対応を協議する。区民に話すために参考になる施設を視察することなども詰めたい」。村山町の黒岩憲郎区長は「賛成も反対もせず見守る」と話す。
 市政策推進課は「地元をはじめ関係住民の意見を聞きながら対応していく。村山駅利用者は広範に及ぶことから、地元区以外の市民にも情報提供していく。児童青少年健全育成や地域住民の生活環境(交通渋滞等)への影響と、地域経済の活性化や地域振興(雇用創出等)への寄与など市として検討していく」とする。
 農水省への申請に必要な要件は1.高梨町と村山町の正式な手続きを経てなされた区長の同意 2.須坂市長と市議会が設置に反対の場合は区長の同意は効力を有しない 3.警察署との協議が整い、協力が得られること―とする。
 子供たちへの影響を心配する声の半面、村山駅前の活性化を求める声がある。

2009-05-02 08:00 am by 須坂新聞 - 1 コメント



まつなが @ 2009-05-25 06:31 pm

私は大賛成です。
経済効果はもちろん、長野県内で一番に開場することに意義があると思います。須坂として。
青少年への問題はありません。懸念することがあるとすれば、大人の説明不足、教育不足です。そうならないよ
う怠慢な教育をしないようしましょう。
応援します。

須坂新聞


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