【新型インフルエンザ拡大】須高市町村に対策本部設置

2009-05-02 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 新型インフルエンザが世界に拡大する中、県は28日、県新型インフルエンザ対策本部と長野保健福祉事務所内に長野地方本部を設置した。須坂市は28日に庁内連絡会議を開き、30日、市対策本部を設置した。小布施町と高山村は28日、それぞれ町・村対策本部を設置した。県は流行地から帰国し、10日以内に38度以上の発熱とせきなどが出た場合、直接、医療機関を受診せず、まずは保健福祉事務所に連絡をと呼びかけている。
 長野保健福祉事務所(長野保健所)はTEL026-225-9045。
 県立須坂病院は27日、入り口に「お願い」を張り、メキシコや米国から帰国後に高熱やだるさ、せきなどのインフルエンザの症状が認められる人は、来院前に必ず電話し、到着後は車内で待って再度電話で指示を受けることを依頼した。鳥インフルエンザ流行地(インドネシア、中国、エジプト、タイ、ベトナムなど)からの帰国者も同様とした。
 須坂市は27日、健康づくり課に相談窓口を設置した。TEL026-248-9018。連休も対応する。1日には日常生活での感染予防対策を記すチラシを全戸へ配布した。30日、医療班に所属する職員が防護服の着脱訓練を行った=写真。
 小布施町は世界保健機関や国の発表を受け28日に市村町長を本部長とする対策本部を設置し、役場に相談窓口(TEL026-247-3111)を設けた。休日も電話相談に応じる。
 行動計画に基づいて地元医師らと連絡会を開き、治療への協力体制なども確認した。学校や自治会などの住民には、2月に発足した対策連絡会を通して通常の手洗いやうがいの徹底を通知した。
 高山村は28日に対策本部を設置した。情報収集や村民への情報提供を行うほか、電話相談窓口(TEL026-242-1200、TEL026-245-1100)を設けた。28日に防災無線で対策本部設置を知らせ、注意、予防を呼びかけた。
 須高ケーブルテレビは4日午後2〜4時、おぶせセミナーで「健やかな暮らしを〜新型インフルエンザの予防策」を放映する。

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