「北信濃三角座マップ」って?

2009-04-28 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 須高全域や須坂市街地を紹介する観光マップが相次いで完成、新しい視点に基づいた内容が、春の観光シーズンで訪れる人たちに喜ばれている。
 須高3市町村の観光協会で構成する須高地域広域観光協議会は、今まで3市町村が独自に作っていた観光マップを一つにまとめ、観光客の利便性を高めたた「北信濃三角座マップ」を10万部作製した。3市町村の協力による取り組みは初。作製にあたっては「どんなマップを手にしたら訪れてみたくなるか、捨てないでとっておくか」の意見を一般から募り、その要望(コンパクトなものにする。インデックス表示を充実させる。駐車場やトイレを可能な限り掲載するなど)に応えた内容やデザインを盛り込んだ。
 大きさは広げるとA2判(縦42cm×横59.4cm)だが、通常は折り畳んでコンパクト(縦21cm×横9.8cm)になり、片手に持ちやすい。各施設を▽見る・学ぶ▽遊ぶ・体験▽自然・景観▽温泉―に分けて地図上に示し、12施設の入館料などが割引となる「三角座手形〜見せるだけクーポン」も用意した。
 同協議会では臥竜公園さくらまつりで配布を行ったが、実際「高山村の五大桜はどこにあるのか」や「小布施の北斎館はどう行けばいいのか」などの質問があり、このマップが役立った。問い合わせは須坂市観光協会TEL026-215-2225まで。

 一方、地域おこしの活動に取り組むNPO法人「NEXT須坂」は、中心市街地を5つの区域に分けて描いたイラストマップを一セットにまとめた「まちなかトラベル〜おらがまち自慢」を2万部作った。
 通りの1本1本を見て楽しいイラストで詳細に紹介し、訪れた人にリトルタウンの散策を楽しんでもらおうと企画したもので、区域は▽須坂駅・北横町・南横町界隈▽東横町界隈▽横町・本上町・上中町界隈▽中町・新町・常盤町界隈▽上町・穀町界隈―に分けた。マップの裏面にはその界隈の歴史のほか、地図で示した商店や施設の電話番号を列挙、地元の人にとってもそれぞれの場所が分かってありがたいと好評だ。
 各マップはA4判。3つ折りにして、5枚を1つの台紙に収めている。観光施設や公共施設などに配布した。問い合わせはNEXT須坂TEL026-248-8066まで。

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