2009-03-15 08:00 am by 須坂新聞
アメリカ・アイダホ州で先ごろ開いた、知的障害者のウインタースポーツ大会「2009年スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会」のクロスカントリースキー100mクラシカルで銅メダルを獲得した中村文昭君(18、信大付属特別支援学校高等部3年、北原町)が6日、須坂市役所を訪ね、三木正夫市長らに結果報告をした=写真。
SO冬季世界大会は4年に1度で、05年の前回大会は長野で開いた。今大会は7競技に100の国と地域から3,000人以上が参加、日本からは総勢86人の選手団で参加した。
中村君はクロスカントリースキー100mクラシカルと50mクラシカルに出場、予選とクラス別の決勝を行い、100mで3位、50mで4位入賞を果たした。
三木市長は「メダルを取るのは大変なこと努力が報われたんだと思う。今後もスポーツやいろいろな面で頑張って」とねぎらった。
同席した父親の晴文さんはレースを観戦して「海外の大きな選手相手にも、集中して普段通りにできていて安心した」と振り返った。また、他国の選手たちとピンバッジの交換などで交流し「とても充実していたようで、たくさんの笑顔が見れた。楽しい思い出になったようだ」と話した。晴文さんの「また行きたい」の問い掛けに、中村君は「うん」と元気に答えていた。
2009-03-15 08:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy