【みそすき丼】地元に愛され、口コミで展開を

2009-03-15 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 発足7周年を迎えた信州須坂みそ料理乃會と須坂味噌(みそ)組合、須坂市は8日、シルキー第2ホールで須坂の食に親しむイベントを開いた。誕生1周年を迎えたみそすき丼は、大正浪漫の味と統一デザインを決め、ポスターやパンフ、のぼりなど作製した=写真。地域ブランド2年目の販売促進を図る。一方、須坂みそ醸造元5社は各商品をパッケージした「五ツ蔵」を新発売した=写真。
 デザインは県地域資源製品開発支援センターと県デザイン振興協会の支援を受けて専門家とともに開発した。県の元気づくり支援金なども活用した。
 みそすき丼は轟久志さん(35、長野市、トドロキデザイン)がデザインした。生糸輸出用ラベルをモチーフにロゴマークやコンセプトを組み立て、みそおけ、村山早生ごぼう、丼を配して表現した。
 轟さんは「地域ブランドは地元に愛されないと成功しない。口コミで広がり、定着するのがいい。知ってもらい、食べてもらって全体のブランド化につながればいい」と話す。
 一方、五ツ蔵のパッケージは相沢徳行さん(36、長野市、相沢デザイン室)がデザインした。蔵をモチーフに落ち着いたあい色で表現した。「商品の特長をつぶさないよう、また中身を変えてもマッチするよう配慮した」と話す。須坂みそのパンフもデザインした。
 五ツ蔵のみそは5社とも500g入り。家族構成や使用頻度にもよるが、3週間から1、2カ月間各社の味が楽しめる。市観光協会で販売。価格は3,000円。



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