【須坂商業高】須坂市劇場通り商店街活性化へ立案

2009-03-10 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂商業高流通ビジネスコースの2年生34人はこのほど、須坂市中心市街地の劇場通り商店街の活性化策を立案し、関係者を招いて発表した。手作りのオリジナルおやきを試食してもらったり、同商店街を会場にした結婚式のプランなどを提案。高校生ならではの斬新なアイデアが好評を得ていた。
 マーケティングや流通の授業の一環として、4班に分かれて昨年6月から実地調査するなどし、活性化のための新商品やイベントを考案した。
 おやき屋に注目し、若者を呼び込むことを狙った班は、具材にスパゲティを使った「おやゲティー」や、ハンバーグを入れた「おやきバーガー」、アイスや生クリームを包み込んだ「おやきスイーツ」を実際に試作した。
 口にした商店主たちは「おやきバーガーはハンバーガーみたいでおいしい。子どもも喜ぶ。アイスは冷たくて意外といいが、保冷設備が必要。生クリームだけでもいい」と感想を話した。
 別の班は知名度アップや集客を狙い、町並みを生かした結婚式を企画。花や引き出物、衣装、演出などで各商店が協力でき、商店街全体の経済効果も期待できるとした。雨天の場合のプランや費用なども算出した。
 ほかに須坂名産のみそと須商マーケットが連携してのみそ商品開発・販売、花のイベント「インフィオラータ」の提案もあった。
 青木保憲さん(大和屋)は「結婚式はオリジナリティーがあり、各商店が特徴を生かしてかかわることができる。問題点もあるが面白い。実現できれば」と感心していた。
 中宮勇佑君は「思っていた以上に喜んでもらえて良かった。調査を通して地域のことやお店のことなど勉強になった」と話した。

2009-03-10 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。