歩車分離の石畳風舗装計画〜市道銀座通り線

2008-08-18 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 市まちづくり課は市道銀座通り線の美装化を計画している。路面全体を石畳風アスファルト舗装とし、歩車道の境に側溝を入れて水はけを良くし、歩車道が識別できるように色を変え、境界線も設ける。終日一方通行にしたい考え。このほど、横町公会堂と東横町公会堂で開いた報告会で5月の合同説明会での要望・意見に対する回答をした。設計案はすでに了解され、今後詳細設計をし、年度内に合同説明会を行う。
 道幅が5.5〜7.5mと狭い同道路(延長約500m)は蔵のまちの導入部に当たる。観光客や市民にとって歩道は欠かせないため両側に歩道を設け、車と人を分離して安全性を高めるなど狙う。平均で車道幅3.5m、歩道幅各1.5m。
 美装化(道路整備事業)は、19年3月から住民参加で進め、9回開いて2案の1つを了解した。歴史的町並みを生かした銀座通りの現状把握では、修理修景事業を実施した商店街が連なり、都市計画道路屋部線の拡幅が完了したことにより銀座通りと交差する立地など検討した。
 今後は国のまちづくり交付金の活用を予定し、21年度は銀座通り側(笠鉾会館〜八十二銀行交差点間約200m)を、22年度は東横町側(クラシック美術館〜笠鉾会館間約300m)を整備する。
 中町・横町・東横町区民やまちづくり団体からは「笠鉾会館の交差点は交通事故の危険がある。大雪の除雪の心配や水のはんらんの怖さもある。事業を実施するなら快適な方向でお願いしたい」と意見があった。

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