施設存続で県に要望〜須高3市町村長ら

2008-08-05 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須高3市町村と議会はこのほど、県須坂建設事務所の現状による存続と県農業改良普及センター須坂支所の存続を求める要望を村井仁知事に提出した=写真。村井知事は「現地機関は大事な役割を担っている。減らさないと行革にならないとは言わないが、適正配分は必要で、県民の役に立ち喜ばれる仕組みをつくりたい」と述べた。
 県は現在、現地機関見直し行政機構審議会で再編を検討中。答申は8月末に予定する。
 素案では「10広域または4ブロックを基本に特殊事情や危機管理対応を考慮する」とする。建設事務所(現行16所)は「10広域に1所とし、他は道路維持管理等身近な業務を行う支所が適当」とする。農業改良普及センター(現行10所8支所)は「支所は本所に統合が適当」とする。
 須高の首長や議長らは「群馬県境まで受け持つ建設事務所は、災害時の迅速な対応など過去の経験から地元とも良好に連携している。地域農業の生の情報が集まる農業改良普及センターは地域の期待が大きい。農業総合試験場のある須坂市への統合が理にかなっている」と存続を訴えた。
 須坂市は素案に対する意見(パブリックコメント)で建設事務所と農業改良普及センター支所の存続を求め、長野保健所須坂支所の統合にあたっては精神医療など要望した。

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