しばらくは赤ちゃんの産声が聞こえない…

2008-04-06 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県立須坂病院の斉藤博院長は1日、年度始めのあいさつで職員を前に「きょう2人の赤ちゃんが生まれたが、これを最後に残念だが産婦人科のお産は休止となった。暫くは病棟から赤ちゃんの泣き声が聞こえない。産科医確保で早期再開を目指しているが、一つの科が休止するだけではなく、関連する病気や家族など地域医療へも影響する。再開は地域医療の活性に大きな意味を持つ」と述べた。
 また、19年度2月実績に触れ「入院、外来ともに前年度比、過去3年平均比とも減。収益も減る原因は、医師・看護師不足などのほかに、医療激戦地域の中で選ばれていないということ。冷静に考えるべきだ。本年度は時間の作り方を工夫して効率的医療を提供し、患者さま中心医療の理念を再確認し、安心して来院されることに最大限努力をし、失われた患者さまの確保に取り組んでほしい」
 「病床の有効利用や材料費の見直し、省エネなど効率的経営を進め、DPC(包括払い)対象病院への適用準備の継続、来年度迎える病院機能評価の更新も準備したい。県立病院60周年記念誌もまとめたい」と述べた。

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