2008-04-05 07:00 am by 須坂新聞
第80回選抜高校野球大会に出場した長野日大は、3回戦・北大津(滋賀)に2―0で勝利、準々決勝は7点差を追い上げて延長の末、千葉経済大付に7―8で惜しくも敗れたが、初出場でベスト8に進出する健闘をみせた。須坂市馬場町の荒井陽介選手(3年)は2試合とも6番左翼手で先発出場、準々決勝では0―7で迎えた4回に反撃ののろしとなる適時打を放った。写真は北大津戦。
長野日大は3回戦、少ない好機を得点に結び付け、エース上村投手が相手打線を4安打に抑えて2―0で勝利した。準々決勝は3回までに7点を奪われたが4回に1点、7回には5安打を集中させて5点を返し、8回に敵失絡みで同点に追いついた。延長10回に2死満塁の好機を逃し、11回、千葉経大付に2死1、2塁から適時打を許して敗れた。
荒井選手は準々決勝、4回に2死1、2塁から右前適時打で甲子園初打点を挙げてチームを勢いづけた。7回は1点差に迫り、なお1死2、3塁の好機だったが三振に倒れた。3回戦は3打数0安打、準々決勝は4打数1安打。3試合通算11打数2安打1打点だった。
「挑戦者として全員が1球に集中し、粘り強くプレーした。2、3回戦は機動力を生かして得点し、しっかり守る自分たちの野球ができた。準々決勝は0―7となり、このままでは終われないと気合を入れ直した。北信越大会での経験、身につけた最後まであきらめない気持ちが追い上げにつながったが、勝てる試合だったので悔しい。強豪を倒せたことは自信になった」
「改良中のスイングが完全にものにならず中途半端で力を出し切れなかった。(準々決勝4回2死1、2塁の場面)1点ずつと考え、安打で次につなげようと直球を狙った。多くの人の応援を受け、甲子園の大観衆の中でプレーできて幸せだった」と振り返った。
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