須坂ニュース

2008-04-01 07:00 am by 須坂新聞

　児童数増加による教室不足、または狭隘（きょうあい）化解消のため須坂市が19年度事業で取り組んだ「豊洲地域児童クラブ建設工事」「小山小学校相談室等建設工事」「日野小学校東校舎建設工事」がこのほど完了した。新年度から利用を始める。
　これまで豊洲小の普通教室を利用していた豊洲地域児童クラブ（登録児童48人＝3月一1日現在）は、同校グラウンド南側の地域公民館隣に新たに建設した。軽量鉄骨造りブレース構造平屋、延べ床面積約150平方メートル。約130平方メートルの広々とした遊戯室はアコーデオンドアで間仕切りが可能。一角にミニキッチンを設けた。渡り廊下で地域公民館と行き来できる。外構工事を含む総事業費は1,995万円。施工は前角建設。
　小山小学校は既存の地下駐車場の上に鉄骨造り2階建てを建設した。延べ床面積約80平方メートル。1階は相談室で2階は教具室。これまで教具室と相談室に使用していた部屋は少人数学習室になる。総事業費は2,131万5,000円。施工はマツナガ建設。
　日野小学校は東校舎の図工室を改築し、2階に少人数学習室を増築した。軽量鉄骨ブレース構造2階建て、延べ床面積約100平方メートル。同校は特別支援教育の地域拠点校として知的障害・情緒障害・肢体不自由学級を設置していて、本年度も教室不足のため会議室との共有スペースを利用していた。総事業費は1,987万6,500円。施工はハヤシコーポレーション。

豊洲地域児童クラブ

小山小相談室など

日野小東校舎

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