2008-03-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂小学校の5、6年生約90人は29日、同校視聴覚室に善光寺大本願雅楽会を招いて生の雅楽を鑑賞した。演奏のほか、雅楽の歴史を聞いたり、実際に竹製の管楽器に触れるなど、「世界最古のオーケストラ」ともいわれる伝承文化に触れた。
同校の保護者が昨年まで雅楽会に所属していた縁で実現した。雅楽は1,300年ほど前、中国大陸や朝鮮半島から伝わり、平安時代に成立した宮廷音楽。雅楽会はこの日、「五常楽急(ごしょうらくのきゅう)」「越殿楽(えてんらく)」など4曲を演奏した。雅楽の調べにじっと聴き入っていた児童たちは「なんだか不思議な気持ちになった。迫力もあった」と感激していた。
また、雅楽に欠かせない笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)といった管楽器などの音出しを実際に体験。教室のあちこちで楽器の音や拍手が鳴り、「思ったより簡単。全部の楽器に挑戦してみたい」と話す児童もいた。
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