2008-02-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は地球温暖化防止対策を進めるため推進母体となる地球温暖化対策地域協議会の新年度設立を目指している。温暖化防止に取り組む市民や事業所、団体の参加を募り、省エネや新エネルギー活用、リサイクル、ごみ減量などで全市的なエコ活動を進める。
協議会には市在住の県地球温暖化防止活動推進員10人が加わる予定。同推進員は昨年数回、市役所で懇談会を開き、エコ活動チェックシートの活用やレジ袋削減、生ごみたい肥化、環境フォーラム開催など地域ぐるみの活動を訴えてきた。地域協議会の設立も推進員の提案がきっかけ。
事業所の参加は、環境国際規格ISO14001やエコアクション21など環境経営を目指す企業を想定。
各種団体はエコサポートすざか、須坂エコライフネットワーク、みどりの会、せせらぎ生活学校、長野ソフトエネルギー資料室、須坂水の会などの環境団体を想定している。
市も協議会の一員に加わり、市民の自発的な活動を支援する。環境基本計画や廃棄物処理基本計画、新エネルギービジョンに基づき、より積極的な環境施策を進める。
同協議会は、地球温暖化対策の推進に関する法律で認められた組織の位置づけ。国の支援も受けて取り組む。
県地球温暖化防止活動推進員で廃食油の軽油代替燃料化を実践している山岸頌正さん(67、坂田町)は「環境都市を宣言する須坂市に求められているのは環境計画やビジョンの実行。須坂の風土や地形を生かした水車などの新エネルギーを活用し、全市的な省エネ運動も進めてほしい。製糸業と電子工業で蓄積してきた須坂の技術を省エネや新エネルギーなどの環境産業に仕向ける施策も大切」と話している。
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