2008-01-14 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所と市の幹部懇談会が先ごろ須坂商工会議所であった。牧勇男会頭は「車の両輪のように一緒にやっていくためにどうやったらより良くなるか、意見交換をお願いしたい」とあいさつした。三木市長は「産業の活性化や福祉・教育の充実のためにもご支援をお願いしたい」と述べた。市が商工業の課題を報告後、懇談した。市理事者や関係部課長、正副会頭らが出席した。
工業では既存産業の高度化・高付加価値化や新産業創出・企業誘致を課題に挙げる。雇用では従業員数が16年度に比べ18年度は1,392人増え、増加率で県内2位、増加数で県内5位に。新たな人材育成システムを研究中という。
商業では商業機能・観光機能の強化が課題という。観光ではハッチ効果で臥竜公園は増えたが、蔵の町は低下、その他は横ばいという。観光客1人当たり消費額は17年度2,046円(県平均3,730円)、18年度1,829円(同3,702円)で、誘客宣伝の全国展開などが課題という。
市によると、大型店(1,000平方メートル以上)は市内に14店舗(綿半ホームエイド須坂店を除く)が営業。立地は長野電鉄沿線や駅に比較的近く、幹線道路沿いに多い。コンビニ19店舗は人口密度が高い幹線道路沿いに多い。
懇談の中で副会頭から「会議所の役割など具体的なニーズを知りたい」と市に要望もあった。市側は「地域のリード役として存在は極めて重要。大きなプロジェクトの受け皿やデータベースの構築・活用、産業活性化・まちづくり・健康づくりなどでネットワークを図り、一緒にできることが多い」と連携強化を期待する発言もあった。
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