全国高校サッカー〜「須坂の選手はチームの主力」

2007-12-11 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 第86回全国高校サッカー選手権県大会で先ごろ、4年ぶり10度目の優勝を飾った松商学園(大出裕之監督)に須坂ヴェンセール出身者が5人いる。FW、MF、DFで主力の3年生だ。2日、伝田明康JFC須坂サッカースクール総監督が同校を訪ね、選手を激励し、大出監督に面会した。10度目の挑戦はベスト8を目指し、今月31日、千葉県市原市(市原臨海競技場)で東福岡(福岡)と対戦する。
 5人は、藤沢愛貴君(亀倉町、MF)山岸拓矢君(豊丘町、FW)田中純平君(立町、MF)山崎隼人君(米持町、DF)山崎和成君(長野市、FW)。
 県大会2〜4回戦は赤穂0―0・PF8―7、松本県ケ丘2―1、長野吉田8―0。準々決勝長野日大4―1。準決勝武工大二2―0。決勝松本美須々5―0。4年前は高橋義希選手(亀倉町出身、サガン鳥栖)が得点し、1回戦南宇和(愛媛)に1―2で敗れた。
 藤沢君 相手(2度全国制覇の強豪)の名前は関係ない。初戦突破、ベスト8が目標。ベストを尽くしたい。
 山岸拓君 県大会は試合を重ねて持ち味を出せるようになった。決勝は何本か決める場面があった。強豪と言っても同じ高校生。点を取って勝ちたい。
 田中君 県大会はけがでメンバーに入れなかったが、全国では取り返して頑張りたい。
 山崎隼君 県大会は出場機会がなく自分としては満足できなかった。全国ではピッチに立てるよう練習を頑張り、初戦を突破できるように頑張りたい。
 山崎和君 決勝はプレッシャーがかかり、何回も得点チャンスがあったが、最後がうまくいかなかった。点を取って勝ちたい。
 大出監督は「今は攻撃と守備のレベルを上げることに力を入れている。全国は強敵が集まるが、ベスト8以上の力はある。須坂の選手はチームの主力。Jリーガー高橋をはじめ過去の選手も皆、テクニックが高く、素晴らしく活躍している。高校では仕上げるだけだが、中学生年代の選手を育てる須坂の指導者が素晴らしい」と褒めたたえた。
 伝田総監督は「高校へ行って活躍する場面をつくってもらって感謝している。素直に指導者の話を聴ける選手が高校へ行っても伸びている。彼らの活躍を期待したい」と話す。

2007-12-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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