2007-11-14 07:00 am by 須坂新聞
県と農村女性ネットワークながの(事務局・県農政部)が開いた第17回信州の味コンクールで、神田輝枝さん(68・須坂市九反田町)の「村山早生ごぼうのお菓子」が商品加工の部で県知事賞に選ばれた=写真。1日、神田さんは市役所を訪れ、三木市長に受賞を報告した=写真。
同コンクールは県内の農村女性グループなどを対象に商品加工の部と創作ふるさと料理の部の2部門で募集。計48点の応募があり、審査員が味や独創性を審査した。
「村山早生ごぼうのお菓子」は、ごぼうを酢と砂糖で煮た後、乾燥させてグラニュー糖をかけるだけというシンプルなもの。アクが少なくて軟らかく、白くて太いといった村山早生ごぼうの特長が、砂糖の甘さとうまくマッチしている。試食をした三木市長は「ごぼうとは思えない食感。すごくおいしい。ぜひ須坂のお土産品に」と感動。神田さんは「須坂の特産品でもある伝統野菜の村山早生ごぼうで賞をいただけて嬉しい」と喜んでいた。
日々農作業に忙しい神田さんが料理のアイデアや趣味の俳句を思いつくのは、ほとんどが畑の中。「ほおずきやぶどうの皮、セロリなど、なんでも思いついたらお菓子にしちゃうんですよ」と笑う。今回は創作ふるさと料理の部に、米の粉と自家製紫米の粉などを使い、くまをかたどった「紫くまさん」も出品した。
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