2007-11-06 07:00 am by 須坂新聞
国土交通省の北陸信越運輸局長野運輸支局と須坂市が主催の「交通バリアフリー教室」が30日、須坂駅周辺で行われ、森上小の6年生約50人がアイマスク歩行や車いす介助(写真)を体験した。
高齢者や障害者などに声をかけ、サポートできる「心のバリアフリー社会」を実現しようと、同支局が年に一度、県内各地で開いている。
教室では市内の外出支援ボランティアらが車いすの操作方法や、視覚障害者をサポートしながら歩く時の注意点を説明、「ここから階段だよ、段差があるよ、車いすが動くよ」など、常に声を掛けて不安を与えないように―と話した。実際にシルキービルから駅の改札付近までの階段や通路を、アイマスクをした児童が友達と腕を組んで歩行。「平らな道ばかりじゃないから、早めに言ってもらわないと怖い」と慎重に足元を探り、ゆっくりと前に進んだ。
また車いすでノンステップバスの乗り降りを体験した。介助側の児童が苦戦しながら車いすを押してスロープを上り、「思ったより重かった」と感想。ペアを組んだ小平晴香さんと山本彩揶さんは「実際に乗ったり押したりしたら大変さが分かった。もし困っている人がいたらこれからは手助けしたい」と話していた。
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