県議会「院内助産所の普及」検討〜須坂病院産科休止問題

2007-10-06 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 県立須坂病院の産科休止問題(来年4月予定)が2日の9月県議会一般質問で取り上げられた。あと1人産科医がいれば解決する問題だが、村井知事は「関係者と接触しているが見通しはできない」と現状説明。医師確保の難しさが浮きぼりになった。村石県議の質問。
 渡辺衛生部長は産科医の役割を軽減させる助産師外来や院内助産所について、「県内で助産師外来を開設している医療機関は14カ所あるが、院内助産所はまだ開設されていない。助産師の研修を行い、普及につなげたい」と述べ、県の産科医不足対策として取り組む考えを示した。須坂病院については「これまでも産科医と助産師が役割分担で連携を取り、正常分娩は助産師が行ってきた。しかし、現状ですぐに院内助産所を設立することは難しい」と述べた。現在1人になってしまった産科医を複数に戻すことを産科継続の前提と考えている。

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