小学生卓球で日中友好〜日中混成で友情深める

2007-09-12 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 日中国交正常化35周年を記念して、8月初旬に中国・北京市で行われた日中友好都市小学生卓球交歓大会に出場した須坂市選手団の報告会が4日、旧上高井郡役所で開かれた。
 33都道府県の58チーム(長野県から最多の6チーム)が中国のそれぞれの友好都市と日中混成チームを作り、試合を通して交流と友情を深めた。須坂市からは青木翼君(高甫6・村石町)と藤田美優さん(日滝6・高橋町)が参加、吉林省四平市の小学6年生男女2人とチームを組んで、男女シングルス各2試合と混合ダブルス1試合の計5試合に臨んだ。
 大会は4チームで予選リーグ戦、上位2チームが決勝トーナメントに進出、32チームが4ブロックに分かれて優勝を争う方式。須坂市・四平市チームは予選リーグを2勝1敗として、見事に決勝トーナメントに進出した。3試合も最終戦に持ち込まれる大接戦だったが、すぐに仲良しになった子どもたちのチームワークが勝利を呼び込み、応援の両市関係者も「当面の目標を果たせました」と手を取り合って喜んだ。決勝トーナメントでは残念ながら1回戦で敗れた。
 報告会では、訪中の様子を撮影したビデオを鑑賞、選手団長を務めた樽井悦郎市日中友好協会理事長、監督を務めた市村忠彦市卓球協会副会長、選手の保護者ら訪中した全員が感想を述べ、市日中友好協会長の三木市長らがねぎらいの言葉を贈った。選手2人は「決勝トーナメントに進出できたし、友だちもできてよかった。中国の人たちに親切にしてもらいうれしかった」と話していた。
 一行は四平市を表敬訪問するなど日中友好の役目も果たした。

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