2007-09-11 07:00 am by 須坂新聞
第40回記念県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ協会など主催)は29日、長野カントリークラブで最終日の熱戦を繰り広げ、広田文雄さん(須坂市)が2位の2人に1打差をつけて初優勝に輝いた=写真。13年連続出場で3位2回、2年前の2位からうれしい栄冠。今年6月には日本ツアー最年少優勝で、一躍脚光を浴びる「はにかみ王子」(石川遼選手)と同組で回り、「時の人」にもなった。
「少し前まで県アマに勝ちたいと思って出ていたが、大学生が取り、なかなか勝てなかった。今回は学生が少なく、地元長野カントリーで多少チャンスありと思い、周りが叱咤(しった)激励してくれて気持ちは高ぶっていた」と振り返る。
「2年前はホールインワンもしたが、1打差で勝てなかった。そういう運命かとしばらく思っていたが、欠けているものが何か考え、関東方面へあえて武者修行に出た」
昨年冬から今年にかけて15〜16試合を関東で経験。トッププレーヤーと交わり、有名コーチのレッスンの様子から多くを吸収した。「多くを学び、小さな改善をし、須坂にも優勝候補が何人もいる中で最後は運がよかったのか。これがゴールではなく、さらに上を目指していきたい」と気を引き締める。
石川選手については「謙虚で気配りができる、花を持った選手で何十年に一人の逸材。ゴルフに対するひたむきさなど忘れていたものや、ねばならぬと強迫観念でゴルフをやってきたことに気がついた」と話す。
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