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村山橋2期線工事〜道路橋上部工が近く完了

2007-08-12 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　2期線工事中の村山橋（国庫補助道路改築事業、国道406号長野市〜須坂市）は、8月中に須坂側（県須坂建設事務所発注）の道路橋上部工が完了する予定だ＝写真上。2期線（道路部）供用は平成20年度中を予定する。須坂建設事務所は4日、須坂側に「新村山橋（道路部）平成20年度末完成予定・長野県土木部」と表示する看板を設置した＝写真下。先ごろ開いた村山橋建設促進期成同盟会の総会で進ちょく状況が報告された。
　長野市と須高地域を結ぶ同橋は、全国的にも珍しい鉄道併用橋で県内で4番目の橋長を誇る。現橋は大正15年に架設され、老朽化が進み、幅員が狭く、歩道もなく、大型車のすれ違いや歩行者の安全に支障をきたしていた。新橋は千曲川上流側に4車線の道路橋と鉄道橋を架設して、前後の取り付け道路も4車線化し、交通渋滞の解消や歩行者の安全確保、地域の産業・観光等の振興、発展に貢献が期待される。
　新橋は、長野側が6径間連続トラス桁（げた）（鉄道併用橋）と須坂側が5径間連続鋼箱桁。橋長837.8m。幅員は、車道3.25m×4（4車線）。歩道は3.5m×2（両側歩道）。鉄道は3.95m。取り付け部は長野側648.4m、須坂側663.8m。1期線は16年夏供用開始した。
　全体の工事区間は2,150m。現時点での事業費は約230億円。鉄道部の供用は21年度中。須坂側での17年度交通量調査では1日23,671台が通る。