須坂商業高〜3個人が全国大会へ

2007-07-22 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 県商業教育研究会主催の県高校商業総合競技大会が先ごろ、各地で開かれた。須坂商業は「珠算」の団体で準優勝、個人で田中優子さん(3年、旭ケ丘町)が5位、「情報処理」の団体で3位、個人で山本良美さん(3年、南小河原町)が3位、「簿記」は団体で3位、個人で宮前瞳さん(3年、幸高町)が4位となった。個人の3人は22〜28日にかけて開く全国大会に出場する。
 珠算は7校22人が出場。掛け算や割り算などの「普通計算」と利息や株式売買などの「応用計算」を行った。須商珠算部は3人で、唯一の3年生田中さんが普段の練習から1年生の石田裕希君と野平悠太君を引っ張り、昨年に続いて準優勝した。
 田中さんは「昨年は7位だったので入賞できて良かった。問題を読み取る力が付き、得意の応用計算で昨年より得点できた。ミスを少なく正確に計算する練習をし、成果が出せた」と喜んでいる。なお、個人は相森中出身の小林由佳さん(長商3年)が3連覇した。
 情報処理は5校22人が出場。基礎知識などの「関連用語・情報活用」と作業の処理手順などの「アルゴリズム」の2分野で問題を解いた。
 情報処理部は発足2年目。普段はシステムアドミニストレータの資格取得などに取り組んでいる。2、3年6人全員が大会初挑戦。アルゴリズムは授業で学ぶことは少なく、テキストなどを繰り返し勉強して臨んだ。山本さんは「用語などはある程度できたが、アルゴリズムはかなり難しく、勉強時間、経験とも十分でなかった。この経験を次に生かしたい」と話した。
 簿記は12校63人が出場して、仕訳・帳簿などの第1部と計算・決算などの第2部を各100点で行った。昨年から問題の傾向が変わり難度の高い経営分析などが出題されるようになった。
 宮前さんは1位と22点差だった。「今まで出たことのない分野の問題もあり解答に時間がかかってしまった。基本をしっかり勉強して全国大会も頑張りたい」と話している。

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