2007-07-05 07:00 am by 須坂新聞
育児サポートボランティア「ひまわりの会」は23日、市旧上高井郡役所で「乳幼児救急看護法講習会」を開いた。小さな子どもを持つ若い男女や子育てサポーターら約50人が、症状に合わせた応急手当ての方法や、一次救命処置としての心肺そ生法、AED(自動体外式除細動器)使用の手順を学んだ。
飯山赤十字病院の馬場万寿子さん(幼児安全法指導員)が、乳幼児に起きやすい事故として、ベッドなどからの転落、切り傷・打撲、誤飲、温度が上がる車内に置き去りにした場合の熱中症などを挙げた。その中で、誤飲で一番多いたばこは、一本でも飲めば致死量にあたる。すぐに口に指を入れて吐き出させ、絶対に牛乳や水を飲ませないで―と注意を促した。参加者は、パンティーストッキングを頭の包帯がわりに使う方法や、大判ハンカチで傷口に対処する方法を練習し、人形を使って異物除去や心肺そ生法も体験した。
昨年も受講したという女性は「1年経って忘れてしまったので再受講した。2度目なので思い出しながら聞けて良かった」。また夫婦の参加者は「2人で話を聞けたので、とても心強い」と話していた。
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