2007-06-12 07:00 am by 須坂新聞
モンドセレクション2007(世界食品コンクール)の酒類の部で遠藤酒造場(須坂市本上町、遠藤秀三郎社長)の「渓流大吟醸」がグランドゴールドメダル(最高金賞)とゴールドメダル(金賞)に、「渓流朝しぼり純米吟醸」がゴールドメダル(金賞)に輝き、28日、遠藤社長がスペイン・バルセロナの授賞式に出席した。
1961年からベルギーを中心に開催される(ワインやビール、酒類、水、ソフトドリンク、菓子など)。同社の「渓流大吟醸」は2年連続2回目の金賞で今回の最高金賞は県内では初。「渓流朝しぼり純米吟醸」は2年連続3回目の金賞。
授賞式に出席した遠藤社長は「日本酒の関心が高まっている。バイヤーや輸入業者は客観的基準を欲しがっている。彼らは日本の文化を含め多種多様な品を仕入れたいと思っている。今回は日本人が半数ほどいてすごかった。賞に関心を示す業種が増え、アジア系も増えている。上海、台湾、韓国などの食品が増え、欧州で受け入れられつつあるが、包装のきめ細かさや品質、味など日本が強く支持されている」
「各社と名刺交換した。最高金賞のサントリービールとのタイアップも視野に入れて展開したい」と話す。
勝山杜氏は「今冬は暖冬だったが、発酵管理に気を使い、手もかけ、いい成績になってよかった」と話す。
ITQIは最高の三つ星に
遠藤酒造場(遠藤秀三郎社長)は、ベルギーが本部のITQIコンテスト(インターナショナル・テイスト・アンド・クオリティー・インスティチュート、国際味覚・品質審査機構品評会)で「最優秀味覚賞」(三つ星)に輝き、1日、現地で授賞式が開かれた。受賞品は「渓流大吟醸」と「渓流朝しぼり純米吟醸」。三つ星42点の中に2点が入った。県内酒造会社では初の三つ星受賞という。
同社は欠席したため今後賞状などが送られてくる。全食品部門に601点が出品され、三つ星(90点以上)は42点(7%)、二つ星は198点、一つ星は151点。初出品で最高賞入り。
遠藤社長は「昨年モンドセレクションに出席し、欧州のもう一つのすごい賞と聞いてチャレンジした。国内外から引き合いが来ていて誇れる賞だ」と話す。
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