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須坂市議会活性化へ委員会開く

2007-04-24 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 　市議会活性化委員会（永井光明委員長、5人）は16日、議会第三委員会室で第2回会合を開いた。改選前の議会改革検討結果（昨年11月30付最終報告）を進め、議会活性化の課題を調査・研究・検討し、提言する設置目的や、今回の検討事項など協議した。改選前に検討した予算、決算両特別委員会や予算・決算特別委員会の設置の問題点など各会派へ持ち帰り、次回から詰めていく。
　予算・決算を各常任委員会に分割付託する現状では、予算・決算の全体について審議する場がないことから、改選前の市議会定数等改革検討委員会で特別委員会の設置が提案され検討した。
　議案一体の原則から「予算は不可分であって、委員会としての最終的審査は一つの委員会で行うべく、二以上の委員会で分割審査すべきものではない」とされるが、現状は効率的な審査のために分割付託を行う議会が全国的に多い。
　予算（決算）委員会の方法としては、議長を除く議員全員で予算（決算）委員会を設け、三常任委員会を分科会として活用する方法がある。最初に総括的・全体的事項を審査し、各常任委員会ごとに分科会を設け、分担して審査する。その際、座長を置き、討論や採決はしない―など考えられるが、課題も多い。