県議選(須坂市・上高井郡区)/村石氏4選、永井氏再選〜投票率は過去最低

2007-04-14 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 第16回統一地方選前半の県議選は8日投開票した。須坂市・上高井郡区は定数2を現職2人、新人1人で争い、現職の村石正郎氏(67、下八町)と永井一雄氏(64、屋部町)が当選した。
 村石氏(自民公認、公明推薦)は須高唯一の村井知事与党候補の姿勢をはっきり示して保守層の結束を呼び掛け、1万3,670票のトップで四選。
 保守地盤の強い郡部で支持を固め、前回永井氏にリードされた須坂市でも逆転した。
 永井氏(無所属、社民推薦)は、昨年の知事選で田中氏を応援した経緯から連合長野が推薦を見送ったが、地元労組などが自主的に応援。街頭で自らの活動や主張を訴える選挙戦に徹し、9,859票で再選した。
 新人で共産党公認の竹内勉氏(47、須坂市九反田町)は、草の根運動で暮らしと福祉を守る政策を訴え、基礎票に上乗せしたが、及ばなかった。出遅れも影響した。
 須坂市・上高井郡区の投票率は47.77%(前回比7.72ポイント減)で過去最低。県内選挙区では上田市47.32%に次ぐワースト2番。市町村別では須坂市の44.53%が最低だった。
 「直前の市議選は投票したが、県議選は行かなかった。候補者の顔ぶれである程度予想できたし、なにより県政が身近に感じられない」(須坂市30代男性)とする声もあり、有権者、特に無党派層の関心を引きつけることはできなかった。

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