2007-03-11 07:00 am by 須坂新聞
3月末に閉校する須坂高校定時制の卒業式が3日、同校龍胆舎で行われ、最後の卒業生9人がそれぞれの道へと巣立った。同校定時制は生徒数の減少などにより2004年度に入学者の募集を停止していた。17日に閉校記念式典を行い、59年の歴史に幕を降ろす。
式では保護者や職員、関係者が見守る中、生徒一人ひとりが倉石雅史校長から卒業証書を受け取った。
倉石校長は「皆さんは山や坂、いばらの道を乗り越えてきた。大きな糧となり、今後の試練、困難に対処できる」と式辞。長野道男同窓会長は「立派に学ぶ習慣を身につけ卒業する。今後もそれぞれの道で活躍を」と期待した。
卒業生代表で伊藤大祐君は「平坦な道のりではなかったが達成感と充実感でいっぱい。雇用主、家族、先生の支えのおかげ。最後の卒業生として誇りを持ちたい」と話した。
同校定時制は1948(昭和23)年に設置され、これまで約2,300人の卒業生を送り出した。
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