須坂ニュース

2007-03-10 07:00 am by 須坂新聞

　須坂市動物園に4日、「ヒトの檻（おり）」が登場した。昨年まで飼育していたニホンザルの空き獣舎を利用して、来園者が自由に入ることができる新コーナー。人間社会をまったく違った視点からのぞくのもおもしろい―と、なかなか好評だ。
　展示名は「地球で最強の動物〜霊長目ヒト科」。ヒトの生態が的確に説明されており、改めて動物の一種であることに気づかされる。サルが進化したヒトの展示―という発想も当てはまる。
　檻の中にはニホンザルを飼育していた時の掃除方法やエサの与え方など、飼育員の工夫も紹介されている。また、隣はアカカンガルー舎のため、通常とは違った角度からハッチファミリーを眺められることでも人気を集めそうだ。

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