2007-03-07 07:00 am by 須坂新聞
4日まで東京ドームで開かれている「世界らん展日本大賞2007」の個別審査部門で須坂市東横町の牧久雄さん(68)が最高賞に次ぐ「優秀賞」を受賞した。小山町の新井郁子さん(54)が2年連続で「奨励賞」となった。
日本最大規模のラン展で、総出展数約10万株。そのうち6部門で1,658点が審査対象となり、個別審査部門には最も多い1,153点がエントリーされた。
牧さんはリカステ属エリザベスポーウェルで受賞。ワインレッドの花びらに白の縁取りが入り、あでやかさが目を引く。通常の倍以上の40輪をバランス良く咲かせ、技術的にも高い評価を受けた。
長野蘭友会副会長。ランの栽培を始めて約30年。当時は周りに育てている人が少なく、本を参考に試行錯誤した。5年経ったころからようやくうまく咲かせられるようになった。長年の経験から手をかけすぎないこともコツと話す。現在は自宅の温室で約1,000株を栽培している。
これまでは奨励賞が最高。「珍しい色で多くの花が咲いたことが良かった。プロに交じっての受賞はとてもうれしい。難しい品種を咲かせたり、栽培するのが楽しみ」と喜びを語る。妻弘子さんの協力のおかげとも。
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