2007-02-21 07:00 am by 須坂新聞
県と県広報協会が主催する平成18年度の県市町村広報コンクールの審査がこのほど行われ、広報写真・組み写真の部で市報すざかが最優秀賞、広報写真・一枚写真の部で町報おぶせが優秀賞、広報映像部門で須坂市の「大地が僕らの先生だ〜信州須坂農業小学校」が奨励賞に選ばれた。このうち、町報おぶせが(財)日本広報協会主催の全国広報コンクールに推薦された。
コンクールは平成18年1月〜12月に発行した広報紙・広報写真・広報映像が対象。広報写真・組み写真の部最優秀賞の市報すざかは12月号に掲載した「農業小学校の秋」で受賞。冬に入る前の最後の収穫活動を9枚の写真を使って見開きで紹介した。審査員からは「グラフとして最もまとまっている。欲を言えばもっと畑の風景があった方がよかった」との評を得た。
広報写真・一枚写真の部優秀賞の町報おぶせの写真は6月号の表紙を飾った小布施町交番でのひとこま。同月2日に栗ガ丘小前に移転新築した同交番勤務の警察官が通学路を帰る児童3人にやさしく声を掛け、子どもたちが笑顔で応じている様子を写した。審査員からは「町のお巡りさんと子どもたちの交流がよく分かるカット。大都市にはない風景」と評価された。広報担当の笠原康祐さんは「自然体で撮っていた一枚です。受賞を励みに今後も皆さんに親しまれる紙面づくりを心掛けていきたい」と話している。昨年4月に異動、初出品でうれしい知らせが届いた。同号では「小布施の子どもを犯罪からどう守るか」をテーマに特集も組んだ。
また、広報映像部門奨励賞の須坂市の「大地が僕らの先生だ」は組み写真同様、農業小学校を題材にした約20分のビデオで、1年間の活動を丹念に追った。市報の編集や広報ビデオの企画は政策推進課広聴広報係の村石英児さんと加藤広明さんが担当。2人は「須坂市が取り組んでいる施策や活動を市民の皆さんに知っていただけるよう、これからも努めていきたい」と話している。
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