須坂ニュース

2006-11-18 07:00 am by 須坂新聞

　須坂市動物園のアカカンガルー「クララ」の赤ちゃんが11月10日午後2時50分ごろ、初めて袋から出たのが確認され、同園はこの日を誕生日と決めた。
　赤ちゃんの体が袋から大きくはみ出し、クララが後足で押し出した。赤ちゃんは体を震わせながら少し歩き回り、すぐに頭から袋の中に戻った。前日にも体半分が袋から出掛け、見ていた職員も「そろそろか」と気に掛けていた。
　飼育員の小林さんは「赤ちゃんはまだ乳飲み子なので目が離せないが、健康そうなのでひとまず安心。年末にかけて外にいる時間も長くなるのでは」と話している。名前は性別がわかってから、一般公募する予定という。
　また、同園の入園者数は、10月15日に過去最高（147,360人）を達成。以降も数字を伸ばし、11月4日には17万人を突破。12日現在で178,280人を記録している。

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