2006-10-20 07:00 am by 須坂新聞
全日本プッシュスケルトン選手権大会(日本ボブスレー・リュージュ連盟主催)は先ごろ、長野市のスパイラルで開かれ、須坂市田の神町出身の竹内純さん(23、仙台大4年)が初優勝した。昨季はスケルトンの全日本学生選手権(インカレ)で準優勝するなど力を付けており、2010年のバンクーバー五輪を目指している。
同大会は陸上でローラーの付いたスケルトンの50mの速さを競う。2本の合計で順位を決める。五輪選手の越和宏さんなど22人が出場し、昨年準優勝の竹内さんは王者の井上将憲さん(東京都)を0.02秒上回る10秒47(5秒23/5秒24)で優勝した。
竹内さんは高校卒業後、社会人として働きながら練習、大会に出場していたが、五輪を目指し、スケルトンの名門仙台大で本格的に競技を始めた。
相森中で北信越、中野実でインターハイに出場するなど陸上選手として鍛えた脚力を生かして成長。国内大会のほか、一昨季は世界ジュニア(ドイツ)やユニバーシアード(オーストリア)などの国際大会にも出場した。昨季は全日本選手権13位で、ナショナルチーム入りの10位までもう一歩。
「プッシュ大会は足を痛めて万全の状態ではなかったが、優勝できて自信になった。スピードや瞬発力が付いてきた。滑走技術を磨いて冬の本番でいい滑りができるようにしたい」と話している。
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