京都・妙心寺/ゆかりの地で須坂に巡拝

2006-10-13 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 高梨氏出身の関山慧玄(えげん、無相大師)が開いた妙心寺(京都市、臨済宗妙心寺派本山)から29日、開山650年遠諱(おんき、平成21年)を進める事務局長ら4師が「関山国師生誕地碑」のある須坂市を訪れ、高梨町公会堂で地元関係者に提案した=写真。20年9月に東海大光管長が開山ゆかりの地を巡拝する計画という。地元関係者は受け入れを了承した。
 84歳説(1277〜1360)と64歳説(1297〜)がある関山国師の出生地を須坂市高梨とする日野地区には、昭和10年に無相大師仰賛(ぎょうさん)会(原和作会長)が生誕碑を建立した。以来、活動を続け、日野村民の思いを受け継ぎ、平成7年から関山国師奉賛会(小布施茂会長、70人)が本山参拝など顕彰活動を続けている。
 同寺側出席者は、650年遠諱事務局長の堀尾行覚師、信越教区宗務所長の平野隆道西岸寺住職(飯島町)本山宗務会議議員の滝芳泉温泉寺住職(諏訪市)信越教区役員(木曽・長福寺)の4師。
 地元は、顕彰碑と土地を所有する高梨町区の中島忠区長、碑を維持管理する高梨神社氏子総代の黒岩幹雄氏子総代長、顕彰する奉賛会から小布施会長の3団体代表ら10人。
 同寺の計画では、650回忌の前年に開山ゆかりの長野県(須坂市、中野市)と神奈川県・鎌倉建長寺、岐阜県・正眼(しょうげん)寺を巡拝する。
 昭和の初めから旧日野村を挙げて取り組んできただけに、地元では今後、受け入れ体制を整えていく。

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