食育推進事業/日本型食生活、作って実感へ

2006-10-12 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂市健康づくり課と長野県栄養士会はこのほど、信州すこやかっ子食育事業で講話と実習(3回)を始めた。会場は豊洲小。3年生8人や保護者が参加した。初回は「バランスある食事」がテーマ。主食、主菜、副菜、汁物の皿に載せる料理を学んだ。ご飯にあうみそ汁やカラフルスクランブルエッグ、ポテトサラダ、杏仁(あんにん)豆腐を作って食べた。
 事業は日本型食生活を知り、食事のリズムやバランス、楽しさを実感するのが狙い。
 皿の配置は、熱や力になる主食(ご飯)が手前左。ご飯を食べやすくしたり、体の調子を整える、汁物は手前右、副菜は奥の左。卵・魚・肉など筋肉や血を作る主菜は奥の右。
 コマが安定して回るには、水や茶を取り、主食、副菜(野菜・きのこ・いも・海草)主菜のほか、果物や乳製品などバランスよく食べて―と説明した。
 栄養士が実演し「地上にできる野菜は湯からゆでる。地下の野菜は水から。包丁を持つ反対の手は、ネコのように爪を出さないで使うとけがをしない。大さじ1とは山盛りではなく、平らにならす意味」と助言した。
 親子で調理し、作った味や量を確かめた。小山雄司君(松組)は「楽しくできた。家でもできそう」と答えた。川崎菜月さん(竹組)は「包丁がむずかしかったけどおいしくできた。杏仁豆腐は家でもできそう」と話した。次回は10月14日。

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