2006-10-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所青年部(小山秀司会長)は1日、小学生を対象にした4回シリーズの商売体験セミナー「ジュニア・エコノミー・カレッジすざか」の2回目の講座を須坂商工会館で開いた。
小学生に経済の仕組みや商売体験などを通して、その達成感、お金の大切さ、商売の楽しさや難しさを知ってもらい、将来の須坂を支える人材を育成しようと初めて企画した。4〜5人でチームを作り、仮想の株式会社を設立して、ドリームプラン(事業計画書)を作成。賛同してくれる人(株主)から資本金1万円を集め、青年部からの借入金1万円の計2万円で商品開発・仕入れ・製造などを行い、11月3日の須坂えびす講で販売、最終回の11月19日に決算報告書を作り、税金(利益の10%を市に寄贈)も納める流れ。日滝小から2チーム、須坂小から1チームが参加している。
今回の講座では、同様の事業を行っている福島県会津若松商工会議所青年部のビデオを見て勉強。ビジネスマナー講座では一人ひとりに作られた名刺の交換の仕方やあいさつなど、分科会では社長・財務部長・宣伝部長・商品開発部長の役割を学び、引き続いて、前回の講座で話し合った商品の構想を具体化するドリームプラン(事業計画書)の作成に取り掛かった。
プラン作りには須商まちかどSHOP「くますぎ」の高校生らも協力。その結果、(株)SHJ(日滝小A)がおやきとギョーザをミックスした「おやきDEギョーザ」を、(株)キオラ(日滝小B)がたこ焼き風スイーツ(たこの代わりに須坂産りんごを使用)の「りんご丸」を、(株)ANGEL(須坂小)が臥竜公園の名物にちなんだ「ハッチと桜のタルト」と須坂産果樹を使ったスティック菓子「りんごバー&ぶどうバー」を製造・販売することになった。
商品を説明し、売上額・仕入額・利益・税金・1株当たりの配当額・剰余金の金額も発表した各社長は「目標を達成するために頑張ります。ぜひ買ってください」と抱負を話していた。各チームは今後、株主の確保や商品の製造など実践活動に入っていく。
2006-10-09 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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