2006-08-14 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園のアカカンガルー「ハッチ」の愛妻家認定プロジェクトが始まった。群馬県嬬恋村の愛妻家聖地委員会の認定を目指して、カンガルー舎前に「ハッチの愛情診断用紙」を設置、ハッチはクララにやさしくしているか、仲良くごはんを食べているか―など5項目について来園者に診断してもらう。27日まで行い、評価が高ければ9月10日、動物としては第1号の認定を受ける予定だ。
来園者の熱い視線を受けるハッチは、サンドバッグにしがみついたり、気持ち良さそうに寝ころんだりと、いつもながらのサービス精神を発揮。子育て中のお嫁さんクララのお腹をいたわるような仕種も見せ、来園者の心をなごませている。返町茉友さん(高山小3年)は「ハッチがサンドバッグで遊んでいる姿を見るのが大好きで、よく来ます。クララもかわいい」と話していた。
学校が夏休み真っ盛りということもあり、園は連日大にぎわい。地元はもとより、遠くは北海道や関西などからの家族連れも多い。入園者は7月度15,157人で昨年同月に比べて約2倍。8月は最初の1週間で4,932人で、昨年同期比6.7倍、一昨年の7.3倍に膨れあがる。同園では「例年だと暑い時期は入園者は減少傾向にあるが、ことしは例外。お盆中はさらに多くの人たちが訪れてくれるのでは」と予想している。
また、同園のニホンシカの獣舎では6月23日にメス、31日にはオスの赤ちゃんが生まれ、かわいらしい姿を見せている。群れに混じってエサを食べたり、好奇心いっぱいに動き回る姿が人気を呼んでいる。
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