2006-08-08 07:00 am by 須坂新聞
埼玉県で小学生が流水プールの吸水口に吸い込まれて死亡した事故を受け、全国でプールの安全点検が行われている。須高地区では、須高行政事務組合が須坂市大谷町に開設するサマーランドに流水プールがあり、事故後、吸水口などを緊急点検し、ネジの脱落や緩みがないことを確認した。
同プールは直径30cmの吸水口が6カ所あり、それぞれ縦80cm、横110cmのステンレス製のふたでふさがれている。ふたは子供の指が入らない大きさの穴が無数に開いていて、柵のようにつかまって遊ぶことはできない。一つのふたは28個のネジで固定され、ふたを取っても吸水口に鉄柵があり、二重の吸い込み防止策をとっている。
豊田守事務局長は「開館前に、委託している須高広域シルバー人材センターの監視員が吸水口などを点検し、安全確認を徹底している。安心して利用して」と話している。
一方、高山村はYOU游ランドの温泉プールと水中ウオーキング専用温泉プール、小中学校と保育園のプールを緊急点検し、各施設とも排水口の吸い込み防護柵のネジの緩みなど安全上の問題はなかったという。YOU游ランドのウオーキングプールは流水式だが、かけ流しのためプール内に吸水口はないという。
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