須坂水の会/産業団地に緑地ビオトープ

2006-07-20 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 須坂水の会(小林紀雄会長)は2日、県コモンズ支援事業(240万円余)で取り組む「インター須坂流通産業団地緑地ビオトープ造り」の起工式を行った。緑地公園は市総合情報センター隣。約5,600平方メートル。土地所有者の市の許可を得て使い、蛍やメダカのすむビオトープ(水辺環境)を造成する。市生活環境課が進める環境学習の場も創造する。
 8月末完成予定の工事は、井上駅周辺のわき水を利用する。水を管理する河東土地改良区の理事会同意を得て緑地公園入り口(北東)から取水。暗渠(あんきょ)を通って地面へ出る水路は、蛇行させ、蛍を養殖するパイプハウスを通り、中心にドーナツ形の池(直径16メートル)を設置する。池の水は南西側で公園の外の既存水路へ戻る。観察用飛び石や遊歩道、掘った土で築山も設ける。
 起工式で小林会長は「蛍とメダカを主に観察する施設として知恵を出し合い作業を進めたい。完成後の課題もあるが、まずは工事の無事を祈りたい」とあいさつした。

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