2006-06-08 12:00 am by 須坂新聞
須坂アートパーク内の世界の民俗人形博物館に25日、駐日モザンビーク大使のダニエル・アントニオさんが訪れ、同国の伝統的な人形3体を須坂市に贈った。同館の97カ国目の人形コレクションとなり、これまで収集した小池千枝名誉館長も出席して受け取った。
寄贈された人形は民俗衣装を着て荷物を背負った女性2人と子供で、同国の一般的なもの。綿製で高さ30〜50cm。ことし4月に小池名誉館長がアントニオ大使と会った際に依頼し、大使夫人がモザンビークから持ってきたという。
贈呈式で、アントニオ大使は「モザンビークでも女性は家族を支える大切な人。洋服を着る人が増えているが人形を見ると伝統を思い出す。コレクションに加えていただき名誉なこと」とあいさつ。三木正夫市長は「間もなく端午の節句なので子どもたちも喜ぶ。多くの市民や観光客にも見てもらえる」。小池名誉館長は「とても素晴らしい人形でありがたい」と感謝した。人形は29日からのアフリカン・ドール展で展示する。
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