2006-04-18 07:00 am by 須坂新聞
(社)日本料理研究会が先ごろ、東京都内で開いた「第20回全国日本料理コンクール」の郷土料理部門で、須坂市北旭ケ丘町の日本料理「喜仙」の料理長、鈴木徳一さん(40・小布施町福原)が文部科学大臣賞に輝いた。
鈴木さんの出品料理は「信州の春の萌木」と題し、荏胡麻(えごま)豆腐、花豆・桜花寄せなどの前菜、岩魚の姿づくり、信州サーモンの灘焼き、春の香寿司など8品で春らしさを表現。県内産の食材をふんだんに利用した色彩豊かなメニューで高得点を得た。「地元産の食材を普及させるのも自分たちの責務と思っているので、こうした評価をいただけて光栄。今後の励みにしたい」と喜びを話している。
同コンクールで過去に4回の入賞経験があり、大臣賞は今回が初。毎回、伝統野菜の荏胡麻のメニューを取り入れてきた。普段から喜仙では、鬼無里産の荏胡麻を使ったメニューを提供しているが、ことしは地元で栽培を復活させようと、協力者らと計画を進めている。
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