2006-04-11 12:00 am by 須坂新聞
須坂市井上の里山に群生するカタクリを保護しようと、このほど、住民有志が「アイラブ須坂美助人(びすけっと)隊」(竹前啓子代表=井上町)を結成した。16日、カタクリ花見会を開く。
カタクリは大洞山(847m)のすそ野4カ所に群生しているという。参加希望者は午前10時に井上町八番組上毘沙門天昇り口に集合。敷物と昼食を持参する。雨天中止。申し込み不要。当日、活動内容についての説明なども行う。
4月から5月末にかけて井上の山裾には白いアズマイチゲ、カタクリ、イチリンソウなどが咲き誇り、その後は山桜が満開の時季を迎える。また木々の芽吹きや新緑、紅葉など、四季を通して美しい風景が広がり、井上氏の史跡も点在する。同隊はこうした豊かな自然の保全活動も推進していく。竹前さんは「遊歩道の整備なども行って誰もが気軽に訪れることができる自然公園になれば」と話している。
現在、隊員、賛同者などを募っている。問い合わせは竹前さんTEL026-245-3949まで。
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