市の推奨する木、推奨する花を答申

2006-04-04 12:00 pm by 須坂新聞

お知らせ icon(青木廣安会長)はこのほど、木と花それぞれ5種類を「推奨する木、推奨する花」とするよう、三木市長に答申した30年以上経た上、木や花の特性上身近な場所にあまりないことなどから、市では昨年3月、市民に親しみやすく、普及しやすい「第二の市の木、市の花」の選定を同委員会に諮問していた。
 同委員会ではアンケートなどを実施、審議を重ねてきたが、「市民が愛し育てる木と花は十人十色で、それぞれの想いや願いが込められており、一種類に絞り切れるものではない」として、推奨する木と花を次のように選んだ。
 同委員会ではアンケート結果と共に、木に関しては歴史的風土性や蔵の町のシンボル性、各戸への普及の可能性、花に関しては市民が取り組んできた花づくりの成果、風土、ふるさと性などを考慮したとしている。なお市では、花と緑のまちづくりの推進に向け、これらの木や花の普及を図っていく。
【推奨する木】▽クワ=シルクのまちの発展を支えた養蚕に欠かせない歴史の木▽サクラ=街路や公共施設に植栽されている。臥竜公園の桜は日本の桜百選▽ハナミズキ=ワシントンに桜を送った御礼にアメリカから送られた木。街路樹として植栽▽マツ=松林の保護、保存も大切。臥竜山の松は名松百選▽ヤマボウシ=市内産地の自生種で最近庭木としても普及。株立ちの趣がある木
【推奨する花】▽アジサイ=梅雨時から夏にかけて咲き、株分けも容易。植栽が進んでいる▽カンナ=大型の花で見栄えがいい。市内の花づくりの仲間が意欲的に取り組んでいる▽サルビア=街路や学校、公共施設の花壇に広く普及。子どもたちにも栽培が容易。花期も長い▽スミレ=身近な野の花から園芸種まで品種も多く、春先から長い間楽しめる▽ヘブンリーブルー=「天上の碧」として気品があり、市内に定着。長期間楽しめる。

2006-04-04 12:00 pm by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。