2006-03-12 12:00 am by 須坂新聞
このほど須坂市の名誉市民に決まった遠藤守信信州大学教授(工学博士・須坂市北原町在住)の名誉市民の称号記・章の贈呈式と遠藤教授の特別記念講演が21日午後、須坂市文化会館メセナホール大ホールで行われる。入場無料。市民を始め須高地区住民など多数の来場を歓迎している。
午後3時から100人規模で編成している学生オーケストラ「信州大学交響楽団」が記念演奏する。その後3時半から名誉市民称号記・章の贈呈式、4時半から遠藤教授が演題「すざかの贈り物」で特別講演する。
遠藤教授は昭和21年須坂市北原町生まれ。新炭素体やリチウムイオン電池など先端新素材の電子物性とその応用の研究活動を通じて「炭素ナノチューブ」が炭素繊維の中心部に存在していることを世界で初めて発見。独自の「化学的気相成長法(CVD法)」を考案し、低コストで炭素ナノチューブを生産することを可能にした。
カーボン材料の科学と技術の発展に多大に貢献し、特に優れた業績を残したとして、米国炭素学会から同学会最高のカーボンメダル等が贈られている。
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