地域の力で子どもを守る

2006-03-05 12:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 地域パトロールなどの防犯活動を行う防犯ボランティア団体が全国で19,500団体を超え、前年の2.4倍になったことが警視庁の調査で分かった。児童生徒を狙った凶悪事件が相次いだことから、須高地区でもこうした自主防犯活動が急速に広がっている。
 須坂市では、通学路や危険カ所での散歩などを通じてパトロールを行う地域安全サポーターらの団体が、昨年5月以降14団体発足。住民一人ひとりの意識がまちの安全に向けられ、常に警戒しているという雰囲気を作ることが大切―と市生活環境課。地域の人と子どもたちとが顔見知りになり、地域に活気が出てきたところもあるという。登録団体は次の通り。
 ▽須坂ほほえみの会(犬のおまわりさん)▽ウォーキングパトロール隊▽NPO法人へそのお▽常盤町地域安全サポート隊▽東横町サポート隊▽高橋町地域見守り隊▽豊洲地区子供を守る会▽旭ケ丘小ブロック地域見守り隊▽井上町安全サポート隊▽北原町子どもの安全守り隊▽一声かける二睦町パトロール隊▽NPO法人NEXT須坂▽東地区民生児童委員協議会▽村山町ウォーキングパトロール隊。
 また各小学校でも児童たちに常に防犯意識を促し、複数及び集団での下校、防犯ブザーの取り付け位置の確認などを徹底。部活動や社会体育などで帰りが遅くなる児童生徒は、保護者が迎えに行くなど、安全確保に努めている。
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 このほか、不審者の出没や異常気象、火災情報などを登録者の携帯電話やパソコンへ迅速に配信する須坂市の「防災防犯メール」サービスには2月27日現在、1,705人が登録している。しかし、15年9月のサービス開始以降、サイトにアクセスしたものの、正式登録に至っていない件数が500件に上っていることも分かっており、市では「メールが届かない方はもう一度確認を」と呼び掛けている。
 登録はパソコンの場合、
須坂市ホームページhttp://www.city.suzaka.nagano.jp/
 携帯電話からはhttp://www.city.suzaka.nagano.jp/i 
 問い合わせは市政策推進課電話248―9017まで。

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