2005-12-08 12:00 am by 須坂新聞
第48回全国味噌鑑評会(中央味噌研究所主催)の表彰式が24日、都内で開かれた。全国から671点が出品され、須坂市の2社が入賞した。塩屋醸造(新町、上原衛社長)は「塩屋こうじみそ」で「全国味噌工業協同組合連合会会長賞」に。18回目の入賞。一方、中村醸造場(本郷町、中村元保社長)は「北信濃まるゆき味噌」で「中央味噌研究所理事長賞」に。12回目の入賞。県内から全国27%の181点が出品された。
塩屋醸造は「淡色系・から・粒」で受賞した。上原太郎専務は「基本に忠実に―をモットーに、今回から6品まで出せるようになり、得意分野以外にも挑戦した。上位は紙一重。6品中4品が入賞し出来はよかったと思う。大豆は2年連続不作だったが、北海道産と地元の米を使い、小林工場長の長年の経験でいいものができた」と話す。
中村醸造場は「赤色系・から・粒」部門で受賞した。中村社長は「微生物相手で難しいが、農家からいいものを頂き、天候も順調で味・香りなど全体にバランスのいいものが出せた。毎年勉強なので確信はないが、農家とお客さまの信頼にこたえられることが何よりうれしい。国産原材料の中身を踏み込んで表示し、透明感が伝わり、共感も得られている」と話す。
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