「環境産業ネットワーク」を結成―須坂市

2005-10-16 12:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市、環境分野を志向する市内の企業、信州大学等教育機関、県テクノ財団などは20日、須坂市シルキーホールで会議を開き、「環境産業ネットワーク」を結成した=写真。
 同ネットワークは、地域が蓄積して経営資源を活用し、産学官、産産共同研究で知的集約度の高い環境産業の創出を目的に、市第4次総合計画の柱の一つである「環境都市の形成」を産業面から実現しよう―と須坂市が関係機関や企業に呼びかけて発足した。 リデュース、リユース、リサイクルによる省資源・省エネエルギー型の事業活動や新エネルギー利用等に関する技術開発と事業化を促進するため▽環境分野の市場探索や技術に関する情報提供などの定例交流会の開催▽テーマ別研究会▽省資源や省エネルギー、新エネルギーの利用技術開発・事業化、環境関連製品の開発・事業化等の開発プロジェクトの推進・支援▽人材の育成などの事業を進める。
 初会議で、指導者に信州大学工学部の遠藤守信教授(須坂市)、座長に信州大学産学官連携推進本部コーディネーターの田草川信雄氏を決め、参加企業各社の環境への取り組みや課題などで意見を交わした。   
 また、叙小沼技研代表取締役の小沼良雄氏が燃料電池について、叙新井製作所の新井重夫会長が峰の原高原で計画している風力発電について説明した。同ネットワーク参加者は次のとおり。 信州大学工学部、信州大学産学官連携推進本部、長野工業高等専門学校(岸佐年電子制御工学科教授)、アスザック(株)、オリオン機械(株)、協和テクノ(株)、(株)環境クリエイション、(株)サンジュニア、信州工業(株)、須坂エコライフネットワーク、(株)ソリューテクノ、(株)タケモト、テクノエクセル(株)、東京精電(株)、(株)羽生田鉄工、(株)前田鉄工所、(株)美須弥工業、高山村、長野県工業技術総合センター、須坂市など。

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